アナログで聖霊の顔のリアルイラストを描いたので手順を紹介します。
動画はこちらになります。一部始終が映っているのでぜひご覧ください。
あなたに癒しと聖霊の賜りがありますように。
使ったもの
製図版
ムトーライナーボード
下描きに使った水彩色鉛筆/waterpensil
ユニ水彩色鉛筆
下描きを溶かす絵筆/Brush
Xpassion画材筆ペイントブラシ
水彩絵の具/watercolor
ホルベイン透明水彩絵の具12色
ホルベイン透明水彩絵具18色セットHWC18 W403
油性色鉛筆/oilpensil
カリスマカラー(プリズマカラー)色鉛筆48色
下描き
適当に下絵をつくる。
影とか光の当たる角度とかあまり考えずに描いたものに水彩色鉛筆で線入れをする。
ペイントの説明
今回は明るいところを足算する油絵の発想で進めます。
これは油性色鉛筆を使って発色の良い作品を作ることが狙いで、そのために影はいくぶん薄塗りにする必要があります。
色を載せる順番
おおまかにざっくり言うと
肌のベース(グリーン)→肌色→眉毛→唇→目→まつ毛→ハイライト
の流れになる。
以下でも触れるが、なぜ肌の下地にグリーンを使うかというとファンデーションの下にベース色としてグリーンやパープルを使う原理と同じだ。肌の赤みを消し美肌にしてくれる。
コンセプト
この絵のテーマである美しい聖霊は光り輝く金色の豊かな髪を持っています。
ですので肌の反射光にイエローを使うことにしました。
肌の影をつける
まずはブラウン系の水性色鉛筆で陰影の大まかなアタリをつける
次に黒で影をより指定していく。
次にグリーンの水彩色鉛筆で全体に陰影をつけておく。明るい所はうっすらで良い。
なぜグリーンを使うかというとファンデーションの肌のベース色と同じで肌の赤みを消してくれる。
溶かす
水で濡らしたカラ筆でグリーンをなぞり溶かす。
肌色をのせる
油性色鉛筆で色をつける前にいったんここで水彩絵の具で肌色をのせる。
まだ色は薄く水彩の仕上がりのままだ。
油性色鉛筆で描き込む
ここからいよいよ油性色鉛筆で肌を描き込む。なるだけ影は薄く塗っていく。
油性色鉛筆で眉毛→唇→目の順に描きこむ。
目は大切な部分であり一番明るいので最後に残すんだ。
くちびるは成り行きでイエローに似合いそうな紫色にした。
油性色鉛筆でまつ毛を描きこむ。
ハイライトを載せる
適当に最も明るいところに白を載せる。
最も明るいところは極細の筆で水彩絵の具の白を載せ、油性色鉛筆の白でその周りの明るい部分を描きこむ。
完成
そんなこんなで完成です。
ぜひアナログで描いてみましょう。