黄金比の描き方をまとめました。

黄金比の作り方をまとめました。
conceptsを使ってもアナログでも作ることができますが、conceptsを使うと楽に正確に作ることができます。

conceptsの詳細についてはこちらをごらんください。
conceptsの定規を使って図形を描く基本設定はこちら定規の使いかた基本

基本設定

スナップ・キーポイントにします。
黄金比は図形を分割し頂点と頂点を結合するので中心と図形の頂点に合わせてくれるキーポイントを活用します。

黄金長方形

黄金長方形から展開する黄金比の作り方をまとめました。

黄金長方形の作り方

1/任意のサイズの正方形を描く。精密→長方形→真ん中を2回タッチしなぞって正方形を描く。
2/正方形の一辺の長さの半分の位置から対角線を引き、対角線を半径とした円弧を描く。
3/すぽっと入る長方形を作ったら黄金比が完成する。

 

黄金比は一つの黄金比のなかから分割して相補的に作られる。
このように分割されるすべてが黄金長方形だ。

黄金長方形から黄金長方形を分割する方法
1/母体となる黄金長方形に対角線を引き、あたらしくできた黄金長方形にも対角線を引く。
2/分割線を引く。正方形と対角線の接する点を基準にして水平線、垂直線を引いて完成。

黄金螺旋の描き方

黄金長方形の螺旋の描き方。
1/正方形の上辺の頂点を中心として正方形の一辺を半径とした円弧(半円)を描く。
2/さきほど分割してできた正方形すべてに同じことを繰り返すとらせんが出来上がる。

直角三角形からつくる黄金比の描きかた

直角三角形からつくる黄金長方形

・測定をオンにする。
円弧に分度器のようなメモリが表示されるので描きやすい。

1/長さが1(垂直線):2(平行線)の割合の二辺を描き、その頂点をつないで直角三角形を作る。
2/図・ABを半径としてAを中心とする円弧を描く。その円弧とADの接点CDを半径としてDを中心とする円弧を描く。
3/その円弧が底辺BDと交わる点(底辺の黄金分割ポイント)によって黄金比が求められる。

直角三角形からつくる連続する円の描き方

1/前項と同じように直角三角形を分割していく。
2/右端の頂点を中心として底辺の黄金分割ポイントから右端の頂点まで直径にした正円を描く。
3/全てに繰り返して完成。

直角三角形からつくる連続する正方形の描き方

conceptsでひし形定規の作り方
1/スナップをキーポイントにする。
/正方形を描いたら、90度回転してひし形にする。
2/ひし形ができたら回転をオフにしスケールオンにする。

1/前項と同じように直角三角形を分割する。
2/右端の頂点を中心とし底辺の黄金分割ポイントから右端の頂点まで直径にした正方形を描く。
3/全てに繰り返して完成。

黄金三角形からつくる

黄金三角形から展開される黄金比の作り方をまとめました。

黄金三角形のかんたんな作り方➡conceptsを使った基本的な図形の描き方。

黄金楕円

1/黄金三角形を90度回転して横倒しにする。
2/すっぽりと入る楕円を作ったら完成。

星型五角形

多角形のかんたんな作り方➡conceptsを使った基本的な図形の描き方。
1/五角形を描く。
2/全ての頂点に対して対角線を引いて完成。

星型五角形の黄金比

1/星型五角形を図オレンジのラインにぴったりと合うように縮小しながらパズルのように噛み合わせる。
2
/作りたいところまで繰り返して完成。

黄金らせん

1/縦にした場合の黄金三角形の底辺、横倒しにした場合は右の垂直線を複製し36度回転。
2/上の頂点位置に線のあたまがくっつように移動すると二等辺三角形ができる
黄金三角形を分割すると二等辺三角形と相補的な黄金三角形が生まれる
3/二等辺三角形の頂点二点を通る円弧を描く。
4/同じことを新しくできた相補的な黄金三角形にも繰り返す。

黄金らせんを円で描く

1/さきほどと同じように黄金三角形から黄金らせんを作る。
2/分割されたできた黄金三角形すべての底辺の二点と交わる正円を描く。

ぜひオブジェクト登録をしておきましょう。

オブジェクト登録の方法はこちらの記事をごらんください。

参考文献

黄金比からルート長方形まで幅広く紹介されています。